慈眼寺
■住所:埼玉県秩父市東町26-7
■駐車場:あり
■電話:0494-23-6813
【御朱印受付 基本情報】
■受付時間:8:00~17:00
※11月~2月は16:00まで
※12:00~12:30は昼休憩
■定休日:なし
■御朱印料:500円
※2巡目以降は200円
秩父市街の中心部にある寺院。文暦元年(1234)に秩父札所が創設された際、小さな祠に聖観世音菩薩を祀ったことが始まりとされる。文明18年(1486)に慈眼寺として開山。なお、このあたりは昔から霊地として知られており、日本武尊の東国征伐の際にはこの地に旗を立てたことから「ハタノ下」と呼ばれ、時を経て「ハケノ下」に変わったという言い伝えも残る。明治11年(1878)に起きた秩父大火で本堂が焼失したため、明治34年(1901)に秩父札所1番の四萬部寺の本堂を模して再建。5月8日の花まつり、眼病平癒のご利益があるといわれる7月8日のあめ薬師などのときには境内が大いに賑わう。
Kとの秩父札所巡りで2番目に訪れたお寺。
実はワタシは一時期、仕事が一段落するとぶらっと秩父に1人でやってきて散歩をしていた。
そのとき、ちょうどお祭りをやっていて、目にご利益があるらしいといことで、視力の悪いワタシは何も知らないまま参拝した覚えがある。
「慈眼寺」は西武鉄道・西武秩父線の西武秩父駅から歩いて5分ほど。秩父鉄道・秩父本線の御花畑駅からだと1分ほどで着く。
秩父札所巡りでなくても、秩父の町を散策する際にちょっと立ち寄ってみるのにも心が落ち着くいいところだ。実際、ワタシも最初に訪れたときはそんな感じでしたしねぇ。
手入れが行き届き、町中としては広い境内に本堂がちんまりと立っている印象の「慈眼寺」には、本堂の周囲にさまざまなお堂や稲荷が点在している。
秩父市街にあるからだろうか、参拝者が途切れることはなかった。
参拝した際、中でもぜひ立ち寄ってほしいのが、本堂に向かって右側にある経蔵。
こちらには釈迦の教説に関わるすべての経典となる一切経が輪蔵形式の経庫に納められている。この経庫を礼拝しながら7回まわすことで、一切経をすべて読んだ功徳があるのだとか。
他にも聖観世音菩薩や阿弥陀如来、聖徳太子が祀られ、秩父巡礼の開創者と伝えられる十三権者の像が鎮座している。
ちなみにワタシたちは残念ながら経庫を7回まわすことはしなかった。
「慈眼寺」の前に訪れた「岩井堂」で、山道を歩いて体力がかなり減っていたものでしてね…。
本堂の左側にある納経所では、さまざまな種類の御朱印帳が販売。
秩父札所巡りの公式ホームページによると、札所1番の四萬部寺とともに公式の巡礼用品が特に充実しているのだとか。
御朱印をいただく際、おそらくご住職と思われる方に御朱印を書いていただいた。この方が実によくしゃべる。一方で目は御朱印帳にまっすぐ向き、字も非常に達筆。口と手の動きが連動していないというか…。ユーモアがあって、とても印象深い方だった。
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(お出かけ日:2024年6月16日)
※施設情報は2024年10月時点のものです。