11月に旅行へ行くきっかけになったのは「四萬部寺」を訪れたときに見かけたお宿、「秩父 旅籠一番 ~酒と料理を愉しむ古民家旅館~」(以下、「旅籠一番」)の存在だ。
こちらのお宿に泊まりつつ「三峯神社」を再訪しようという話がトントン拍子に進み、10月に続いて秩父へ行くことが決定。もちろん、秩父札所巡りも込みで、ですよ。
ただ、諸事情で行き先を変えることになり、そのときにKが提案してきたのが「紅葉を見たい」。
そこで庶務課長のワタシが紅葉の名所を探し、時期的によさそうだと判断したのは…。
息を呑むような奥秩父の絶景に圧倒される!?
ワタシが候補として挙げたのが秩父市大滝の「滝川渓谷」と「中津峡」。
当初は「中津峡」が優勢だったものの、道の細さや車を停める場所を考慮して、最終的には「滝川渓谷」へ行くことに。11月10日、6時にはKと合流し、いざ秩父へ!
「滝川渓谷」へ向かって国道140号を西へ進んでいると、目の前に巨大なダムが! こちらの「滝沢ダム」の前では国道140号がぐるりとループしており、ダムが迫ってくる感覚がたまらない。
Kとドライブに行くようになってからダム好きになってしまったワタシたちは寄り道したくて仕方なかったが、目的地はあくまで「滝川渓谷」。帰りに時間があったら…ということでスルーした。
やがて山がどんどん深くなっていく。「滝沢ダム」から15分ほど進むと、山中にもかかわらず橋の上に何人かの集団が。どうやらここが「滝川渓谷」でも数多くの観光客が集まる紅葉スポットのようだ。
滝川渓谷
■住所:埼玉県秩父市大滝
5643-1(住所は「彩甲斐街道
出会いの丘」になります)
■利用時間:-
■入場料:無料
■駐車場:あり
(彩甲斐街道 出会いの丘)
雁坂トンネルの手前にある、滝川沿いの渓谷。新緑と紅葉の季節は特に風光明媚な地として知られ、切り立った崖や露出した岩、深く切り込んだ急峻なV字谷など見どころも多い。中でも豆焼橋や雁坂大橋を望む景色が美しい。
「彩甲斐街道 出会いの丘」に車を停めたワタシたちはさっそく豆焼橋へ。日曜日ということで混んでいるかも…と思ったが、9時頃という早い時間帯のためか、観光客は10人程度だった。
ちなみに「彩甲斐街道 出会いの丘」の駐車場は普通車26台、大型車10台、身障者用1台のスペースがあるとのことだ。
豆焼橋に立つと、いかにも奥秩父にやってきたという景色が目の前に広がっている。ワタシとしてはもちろん紅葉もよかったが、いかにも山奥に来たという絶景に気圧されたような感覚があった。
豆焼橋から眼下の渓流を撮影したときはさすがに欄干から身を乗り出す気にはなれず、スマホだけを出して写真を撮る。スマホを落としてしまいそうで怖かったし、高所に強いKも同じことを言っていた。
サイトで調べたとき、「滝川渓谷」は見頃になっているという情報があった。ただ、ワタシはしみじみと紅葉を眺めたことがなかったので、これがどの程度の色づき具合なのかわからず…。まあ、これからいろいろ回り、見頃の紅葉とはどんなものなのか感じていけばいいか。
雁坂大橋を目指すはずが…雁坂トンネルに突入して逃げ場なし!?
このあと、せっかくだから雁坂大橋から豆焼橋の写真を撮ろうという話になる。こういうことを言い出すのはだいたいワタシなのだが…。
ただし、これが大間違いのもとだった。雁坂大橋まで行ったはいいものの、駐車スペースどころかUターンする場所すらない!
結局は一般国道の山岳トンネルとしては日本一の長さを誇る雁坂トンネル(全長6625m)をいったん抜けて山梨県まで行き、そのうえで雁坂トンネルをもう一度くぐって秩父方面へ戻ることに…。復路で雁坂大橋を渡る際、走行したままで助手席からかろうじて豆焼橋を撮影するのがやっとでした。
「旅籠で露天風呂の贅沢を in 埼玉②「滝沢ダム」~県内最大級のダムでダムカードを…!?~」へつづく
(お出かけ日:2024年11月10日~11月11日)
※施設情報は2024年12月時点のものです。