「旅籠で露天風呂の贅沢を in 埼玉①「滝川渓谷」~秩父でも有数の紅葉スポット~」からのつづき
図らずも山梨県まで行ってしまったワタシたちは時間をロスしてしまったものの、「旅籠一番」へ15時にチェックインする以外は細かく予定を決めていなかったのでダメージはなし。
次はやはりあのダムに行かずにはいられなくなり…!
「滝沢ダム」であのアイテムに手を出してしまい…!?
「滝川渓谷」からの帰り道。国道140号を東へ向かっていると、見えてきたのは「滝沢ダム」。
トイレ休憩を兼ねて、こちらへ寄ってみることに。
滝沢ダム
■住所:埼玉県秩父市大滝
字廿六木
■見学:可能
■ダムカード:あり
■駐車場:あり
■電話:0494-23-1431
(荒川ダム総合管理所)
0494-55-0090
(滝沢ダム管理所)
荒川水系の中津川に設置された多目的ダムで、荒川上流ダム群のひとつ。荒川の治水や東京・埼玉の利水を目的とする。秩父市にある荒川水系のダムでは流域面積が二瀬ダムより小さく、堤高は浦山ダムより低いが、規模は埼玉県で最大。秩父多摩甲斐国立公園の特別地域内に位置しており、周辺には豊かな自然が今も残されている。
最初はダムの下まで行こうと思ったものの、けっこう時間がかかりそうだったので今回はパス。
ただ、こちらのダムではKがダムカードをゲット。2人とも集めはじめると止まらないタチだから、ダムカードにはあえて手を出さないようにしていたのに…。これから集めることになるかもしれん。
約300段の「観音院」の石段も1秒に3段上れば…!?
その後はこの日のお宿である「旅籠一番」のチェックインまで、時間の許す限り秩父札所巡りへ。まずは「滝川渓谷」から近い30番札所「法雲寺」へ向かう。
山あいの静かな庭園といった趣きの「法雲寺」には10時45分頃に到着。境内はそれほど広くはないので、お参りと散策を合わせても30分ほどで終わる。
この時点で、昼食にはちょっと早い11時15分頃だった。
昼食を摂るか、または次なる札所を目指すか…ワタシたちの決断は31番札所「観音院」へGO!
納経所が昼休憩に入る12時までにお参りして御朱印をいただき、そのあとでゆっくりと境内を回ろうという計算だった。
ただ、このときにワタシは大切なことを失念していたのだ。「観音院」は約300段の石段がある難所として、秩父札所巡りの公式ホームページにも難所として挙げられていたことを…。
「観音院」の駐車場に着いたのは11時45分頃。残り15分でお参りをして、御朱印をいただくことができるのだろうか。
しかし、Kから「1秒で3段上がれば行ける」という、あまりに力強いひと言が!
確かにKの言うとおりに上れば、約300段の石段も2分弱で制覇できてしまう。できてしまうんだけれども…。迷っているヒマはない。ワタシたちは長い石段に向かって第一歩を踏み出した。
普段は歩くのが大嫌いなKだが、目標ができると俄然やる気を出してどんどん歩く。
ワタシは多少心配しながらも、後ろからKの歩きっぷりを見守った。
しばらくの間、Kは石段を軽快に上っていく。歩くことに対して、こんなに積極的になるのはあまり見たことがない。
安心したワタシは途中で前に立つ役を交替。納経所昼休憩が刻一刻と迫るなか、ふと振り返ってみると…ワタシより10段以上も下に、眉間にシワを寄せたKが…。「1秒で3段」のはずが「3秒で1段」のペースに落ちてしまっていた。
それでもかろうじて納経所の昼休憩前には観音堂まで到着。お参りをして無事に御朱印をいただく。
その後は「観音院」の東奥の院を目指す。途中、観音山へ行きかけるが道があまりに険しく、スカートのKでは明らかに無理だったため、すぐに引き返した。
あとで「観音院」の駐車場にあった案内板を見てみると、観音山の標高は698m。無理して登らなくて正解でした~。
「旅籠で露天風呂の贅沢を in 埼玉③「秩父のおひまち料理 観音茶屋」~名物は古式の手打ちそばと鬼ころり!~」へつづく
(お出かけ日:2024年11月10日~11月11日)
※施設情報は2024年12月時点のものです。