「金森赤レンガ倉庫」を出たワタシたちはベイエリアをなんとなーく散策。
一応、目指しているところはあったが、そこは人が集まるようなちょー人気観光スポットではなく…。
函館の風景を見ているだけでも楽しい!
函館という町に慣れておきたいということもあり、ワタシたちは好奇心の赴くままにベイエリアを散策。
途中、総合おみやげ店の「函館西波止場」の前を通るが、なぜか休み。確か無休だったはずなのに…。
のんびりと歩いていると、目の前にピエロがドド~ンと描かれたド派手な看板が。あれ、ハンバーガーショップチェーンの「ラッキーピエロ」じゃないか!
函館に来たら絶対に行きたいと思っていたが、さすがにワタシたちは満腹状態…。明日、必ず行こう。
ベイエリア散策の目的は像や電柱!?
旅行の下調べをしている最中、個人的に引っかかった観光ポイントがベイエリアにいくつかあった。
そんな話をKにすると「せっかくだし行ってみようか」ということに。ただ、周りの観光客が明らかに減ってきていたのが少々気にかかる。まさか、ワタシたちが向かおうとしているのはマイナーなスポットなのか…? それでは、ワタシたちが回ったスポットを一気に紹介しよう。
【赤い靴の少女像】基本情報
童謡「赤い靴」のモデルとされる少女きみちゃんの像。明治36年(1903)、きみちゃんは母親のかよとともに静岡県から函館へ移住。その後、かよは農場に入植するが、病弱だったきみちゃんはアメリカ人の宣教師に預けられることになり、きみちゃんと母親の別れの地が函館だったといわれる。こちらの像は児童福祉活動を行う市民団体「はこだて赤い靴の会」が函館開港150周年に合わせ、平成21年(2009)に設置。作者は函館出身の彫刻家・小寺真知子。
【日本最古のコンクリート電柱】基本情報
日本最古のコンクリート電柱
■住所:北海道函館市末広町15-1 ■利用時間:- ■駐車場:なし
■電話番号:0138-23-5440(函館市観光案内所)
大正12年(1923)に建てられた、日本で最古のコンクリート電柱。北海道拓殖銀行の函館支店が鉄筋コンクリート造りで新築される際、建物との釣り合いを取るため、北海道拓殖銀行が函館水電株式会社(現 北海道電力)に資金を提供して特別に建てられた。二十間坂を下った先の、赤レンガ倉庫群の近くにあり、今も現役の電柱として使用されている。かつては銀行の建物を挟むように同様の電柱がもう1本あり、2本セットで「夫婦電柱」と呼ばれていたが、こちらはすでに壊されている。
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【坂本龍馬像】基本情報
坂本龍馬像
■住所:北海道函館市青柳町19-7 ■利用時間:- ■駐車場:なし
■電話番号:0138-24-1115(北海道坂本龍馬記念館)
長崎市風頭公園や五島江ノ浜郷の坂本龍馬像を制作した彫刻家の山崎和國による作品。平成21年(2009)、近くの末広町にある北海道坂本龍馬記念館の向かい側に設置されたが、令和4年(2022)に函館公園の近くへ移設された。龍馬はもともと蝦夷地(北海道)の開拓を夢見ており、何度も蝦夷地に渡ろうと計画。しかし、暗殺によってその夢は果たせずに終わった。
…今回改めてブログを書くために写真を見返してみて、初日からなんて地味なところを回っているのだろうかと思ってしまった。もっと派手なところもあるだろうに、我が道を行くというか…。
「坂本龍馬像」を見たあとは、早起きして函館まで来たこともあってさすがにぐったり。ただ、ベイエリアからワタシたちが泊まるホテルはけっこう遠い。
そこでワタシたちは近くのコンビニで「函館市電1日乗車券」を購入。この日は夕方から出かける予定もあったもので。
これは函館を3日間観光したうえでの感想だが、函館市電1日乗車券はとっても便利だしお得! 市電は函館の主な観光スポットの近くまで連れていってくれるからだ。
結局、ワタシたちは函館にいる3日間、函館市電1日乗車券を毎日購入して移動時に利用。まさにワタシたちの観光の足だった。
疲れているのに散策は終わらず…!?
【大森稲荷神社】基本情報
これで初日の観光が終了…ではない。実はこの日、函館駅からけっこう離れた「湯倉神社」でイベントがあり、夕方からそちらへ参加する予定だったからだ。
そこでワタシたちはホテルへ戻っていったん休憩。改めて「湯倉神社」を目指すのだった。
ここで遅ればせながら、ワタシたちがお世話になったホテルのご紹介。
【ホテルグローバルビュー函館(旧 ホテルパコ函館)】基本情報
ホテルグローバルビュー函館(旧 ホテルパコ函館)
■住所:北海道函館市大森町25-3
■宿泊費:1泊2食つき 1人 7,805円~ 素泊まり 1人 5,660円~
※税込価格 ※旅行サイト調べ ※2人で宿泊時の価格です
■部屋数:和洋室19室/洋室160室/その他166室
■温泉:あり ■駐車場:あり ■電話:0138-23-8585
※各データはホテルグローバルビュー函館のものになります
こちらは函館駅から歩いて15分ほど。ただ、函館市電・松風町駅からは歩いて5分ほどで、こちらを使えばアクセスしやすい。
また、閑静なエリアに立ちつつも、近くに数多くの居酒屋や「はこだて自由市場」があるのも魅力だ。
ホテルグローバルビュー函館
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「巴の港の文学少女 in 北海道」一覧
①【函館食道楽】初日からグルメ三昧!
②【函館スポット巡り】マニアックな穴場を探してあっちこっち
③【湯倉神社】松前神楽をすぐそばで堪能!
④【五稜郭】五稜郭タワーからラッキーピエロまでまるっと楽しむ!
⑤【函館山】町が浮かび上がる夜景に疲れも吹っ飛ぶ!?
⑥【はこだて自由市場】COFFEEマルシェのイクラ丼で朝食を
⑦【函館市文学館】学術員さんの石川啄木の解説は聞き応え十分!!
⑧【函館市北方民族資料館】北方民族の歴史と文化を学べる、見どころ満載の資料館
(お出かけ日:2022年8月20日~8月22日)
※敬称略させていただきます。
※施設情報は2025年2月時点のものです。