「五稜郭」をたっぷり散策したワタシたちは、ホテルに戻っていったん休憩。
18時30分にホテルを出て函館山に向かう。函館に来たら、やっぱり函館山には行かないと!
函館山は日没の景色が大人気!?
函館山へ向かうには函館市電を使い、松風町駅から十字街駅へ移動。
そこから「函館山ロープウェイ」の山麓駅までは歩いて10分ほど。さすがに人気スポットなので、山麓駅へ向かう人々をちらほら見かける。山麓駅まで着くと、かなりの混雑ぶりだった。
【函館山ロープウェイ】基本情報
函館山ロープウェイ
■住所:北海道函館市元町19-7(山麓駅)
■運行時間:4月20日~9月30日 10:00~22:00(上り最終21:50)
10月1日~4月19日 10:00~21:00(上り最終20:50)
※15分ごと(毎時00分・15分・30分・45分)に運転 ※混雑時は5~10分間隔
■休業日:通常は無休、荒天時は運転見合わせ
■料金:大人(中学生以上)往復1,800円、片道1,200円/小人 往復900円、片道550円 ※団体料金 他あり
■駐車場:有料駐車場あり ■電話:0138-23-3105(総合案内)
山麓駅と山頂駅を結ぶロープウェイ。トップスピードは秒速7mで、海抜334mの山頂まで約3分で到着する。現在のゴンドラは初代から数えて5代目に当たり、2014年に125人乗りのゴンドラにリニューアル。ちなみに初代は30人乗りだった。
ワタシたちが函館を訪れた2022年は、まだコロナ禍の影響が残っていた。今となっては懐かしい光景だが、この頃は外出するとしたらマスクは必須。記念撮影をするときは周囲を気にしながら、マスクをそっと外さないといけないような雰囲気だった。
そんな旅行しづらい中でも函館山はさすがに人気が高く、ロープウェイは大混雑!
その上を行っていたのが山頂駅からの帰りのロープウェイだ。ワタシたちが山頂駅に着いたとき、帰りのロープウェイを待つ人々が長蛇の列を作っていた。
ワタシはなぜだろうと思ったが、先に来ていた人たちはどうやら日が沈む景色が目当てだった様子。
この日は晴れていたし、確かに日没時間を狙って来るのは当然だったかも…。まあ、「五稜郭」の散策でけっこう疲れていたワタシたちが、大混雑のロープウェイに耐えられたかは微妙だが。
それでも「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン改定第2版」にて三つ星として掲載された眺望だけあって、夜景だって十分に美しい! こういう景色を見ると疲れも忘れてしまう。
ワタシとKも夢中になって夜景の写真を撮影したのだが、ここで写真に大きな差が…。
それでは久々にご覧いただこう、2人の写真の差を。まずはKの写真から。
そしてワタシの写真である。なんなんだ、この歴然とした差は!?
Kの撮影した夜景が100万ドルだとしたら、ワタシのほうはせいぜい100円ぐらいだろうか。
こんな写真は何枚も載せても仕方ないので、少しだけマシなものを1枚だけアップしておく。
それよりもこちらの写真である。展望台とは反対側にある鉄塔の航空障害灯だろうか。
ワタシの旧型スマホで撮ると怪しさが倍増。もはや、ワタシが大好きだった矢追純一のUFO番組か、SFテレビドラマ「X-ファイル」の世界である。
「海鮮居酒屋ヤン衆漁場 二代目昌栄丸」は大当たり!!
函館の夜景を十分に楽しんだワタシたちは、函館市電に揺られて松風町駅へ。
この日は最後の夜だからちょっと冒険しようということで、路地裏の小さな居酒屋に入ってみるつもりだった。しかし、そのお店が休みだったため、前日から気になっていた「海鮮居酒屋ヤン衆漁場 二代目昌栄丸」へ。実はお店の名前から、ちょっと抵抗があったのだが…。
【海鮮居酒屋ヤン衆漁場 二代目昌栄丸】基本情報
海鮮居酒屋ヤン衆漁場
二代目昌栄丸
■住所:北海道函館市松風町10-3
■営業時間:17:00~23:30
※金・土・祝日前日は
24:00まで
■休業日:不定休
■駐車場:なし
■電話:0138-83-6433
こちらのお店は海の幸が豊富で、おまけにどれも新鮮なうえにボリュームたっぷり!
もちろんどの料理もおいしいし、中には普段見かけない魚介類もあったので、興味の湧いた料理を次から次へと注文してしまった。どんな魚をいただいたのかメモしておけばよかったが、こんなおいしそうな刺身を目の前にしたら…そりゃ食欲に勝てませんわ。
店内は遅い時間帯になっても静かになるどころか、どんどん盛り上がっていく感じだった。もしかしたら地元の方々が集まるお店なのかもしれない。
ちなみに「ヤン衆」とは、北海道にてニシン漁で働く気の荒い男たちのことを指すのだとか。
「海鮮居酒屋ヤン衆漁場 二代目昌栄丸」ではワタシはもちろん、魚が大好きなKも大満足!
名前の印象に惑わされず、こちらのお店を選んで本当によかったと思った。また函館を訪れる機会があったら、「海鮮居酒屋ヤン衆漁場 二代目昌栄丸」に行ってみたいなぁ。
「巴の港の文学少女 in 北海道」一覧
①【函館食道楽】初日からグルメ三昧!
②【函館スポット巡り】マニアックな穴場を探してあっちこっち
③【湯倉神社】松前神楽をすぐそばで堪能!
④【五稜郭】五稜郭タワーからラッキーピエロまでまるっと楽しむ!
⑤【函館山】町が浮かび上がる夜景に疲れも吹っ飛ぶ!?
⑥【はこだて自由市場】COFFEEマルシェのイクラ丼で朝食を
⑦【函館市文学館】学術員さんの石川啄木の解説は聞き応え十分!!
⑧【函館市北方民族資料館】北方民族の歴史と文化を学べる、見どころ満載の資料館
(お出かけ日:2022年8月20日~8月22日)
※敬称略させていただきます。
※施設情報は2025年2月時点のものです。