「函館市文学館」の見学が終わったのは14時30分頃。帰りの飛行機は19時30分頃に出発予定だったので、まだ時間に余裕がある。
それにワタシたちは「函館市文学館」に入場する際、2館共通入館券を購入していた。ならば、もうひとつくらい行ってみようということで、「函館市文学館」から歩いて向かったのは…。
豊富な展示物に圧倒される「函館市北方民族資料館」
共通入館券で入場できるのは「函館市文学館」のほか、「函館市北方民族資料館」「函館市旧イギリス領事館」「旧函館区公会堂」の3つ。
この中でワタシたちが選んだのは「函館市北方民族資料館」。やはりアイヌ民族という単語は聞いたことがあっても、その実像を知る機会はこれまでなかなかなかったからだ。
【函館市北方民族資料館】基本情報
函館市北方民族資料館
■住所:北海道函館市末広町21-7
■開館時間:
9:00~19:00(4~10月)
9:00~17:00(11~3月)
■休館日:12月31日~1月3日、
展示替え・館内整理時
■入館料:一般 300円
学生・生徒・児童 150円
※団体料金 他あり
※函館市文学館、
函館市旧イギリス領事館、
旧函館区公会堂との共通券あり
■駐車場:なし
■電話:0138-22-4128
「函館市北方民族資料館」は「函館市文学館」から歩いて5分ほど。「函館市文学館」と同じく函館市電の線路沿いにあったので、迷うことなく資料館まで行けた。
入場後、こちらの資料館でもスタッフの女性にいろいろと解説していただく。
北方民族の絵を前にして「これは男? それとも女?」といったクイズを交えながらの解説は、北方民族への興味が湧いてくるような内容でけっこう楽しかった。ただ、ガイドは途中までで、あとは自由見学となる。
先に申し上げておこう。こちらの資料館の展示物は膨大だ。ワタシたちは「ちょっと寄ってみようか」くらいの気持ちでいたが、館内に入るとその展示物の多さに圧倒されてしまった。
「函館市北方民族資料館」では写真撮影が可能(フラッシュ撮影はNG)だったので、ワタシは夢中になって写真を撮ってしまった。
ただ、見学中は写真を撮影するので精いっぱい。それぞれの写真がなんなのか、今となってはわかならくなってしまったのが残念…。図録のようなものがあったら買ってくればよかった。
今回は写真ばかりになってしまったが、これでもワタシが撮影した写真のうちの1/4程度。
展示物によっては裏側もわかるように鏡が設置されているところもあり、とても親切な設計になっていた。こういった資料館は今までワタシが訪れたところではなかなかない。
「函館市北方民族資料館」はとにかく展示物の数が多いうえ、館内で流れている映像も充実。結局、ワタシたちは2時間ほど滞在した。北方民族が好きな方だったら1日いても飽きないかもしれない。
函館空港の「HAKOYA」の海鮮丼はオドロキ価格!
「函館市北方民族資料館」見学後、ワタシたちはホテルに預けておいた荷物を受け取り、JR函館本線・函館駅からバスで函館空港へ。空港では最後の海鮮丼をいただく。
【HAKOYA 函館空港店】基本情報
HAKOYA 函館空港店
■住所:北海道函館市高松町511
函館空港1F
■営業時間:9:30~19:30
■休業日:無休
■駐車場:あり
■電話:0138-57-1505
函館で最後の食事も海鮮丼にしようと、ワタシとKが何気なく入ったのが「HAKOYA 函館空港店」。
こちらのお店の海鮮丼は値段がけっこう安い! とはいえ、この日の昼食がイクラ丼だったので、2人とも比較的おとなしめな料理を選択する。ただ、飛行機の出発時間が迫っていたため、よく味わう時間がなかったのが非常に残念…。
それでもなんとか飛行機には間に合い、19時30分頃には函館を出発。羽田空港には21時頃に無事到着する。
今思い返してみても、とにかく観光スポットを詰め込んだ3日間だった。
次に訪れるときは、もう少しゆったりと…とは思うものの、ワタシたちのことだから、その可能性は限りなく低いだろうなぁ。
「巴の港の文学少女 in 北海道」おしまい
「巴の港の文学少女 in 北海道」一覧
①【函館食道楽】初日からグルメ三昧!
②【函館スポット巡り】マニアックな穴場を探してあっちこっち
③【湯倉神社】松前神楽をすぐそばで堪能!
④【五稜郭】五稜郭タワーからラッキーピエロまでまるっと楽しむ!
⑤【函館山】町が浮かび上がる夜景に疲れも吹っ飛ぶ!?
⑥【はこだて自由市場】COFFEEマルシェのイクラ丼で朝食を
⑦【函館市文学館】内容充実! 石川啄木の解説は聞き応え十分!!
⑧【函館市北方民族資料館】北方民族の歴史と文化を学べる、見どころ満載の資料館
(お出かけ日:2022年8月20日~8月22日)
※敬称略させていただきます。
※施設情報は2025年2月時点のものです。