実はワタシたち、約3年前に「寳登山神社」を訪れている。
このとき、Kに「奥宮が云々…」と言われた記憶があるのだが、当時のワタシは「…奥宮とはなんぞや」とチンプンカンプン。そんな情けない体たらくの男が、数年後には「寳登山神社 奥宮」をお詣りすることに喜びを感じるようになろうとは!
石段から奥宮を目指したいときは「関東ふれあいの道」を使わずに
ワタシたちはもともと「宝登山ロウバイ園」が目的地だったこともあり、山登りの途中で近道ができそうだと判断して「関東ふれあいの道」に入ってしまう。このおかげで「宝登山ロウバイ園」のすぐ近くへ出ることができたのだが…。
なお、ワタシたちのように「関東ふれあいの道」から山頂を目指すと、レストハウスの横に出る。
ここでワタシたちは「ロウバイだー!」とロウバイ園のほうへ行ってしまい、そこから奥宮へ向かったので、石段の上にある鳥居のすぐそばから入ることになってしまった。
【寳登山神社 奥宮】基本情報
寳登山神社 奥宮
■住所:埼玉県秩父郡長瀞町
宝登山山頂
■駐車場:あり(有料)
※ロープウェイ山麓駅の
下になります
■電話:0494-66-0084
(寳登山神社)

奥宮の前に鎮座しているお犬様
奥宮は木立に囲まれているため、昼間でもちょっと薄暗く、「宝登山ロウバイ園」やレストハウスなどがある他の山頂エリアとは一線を画した雰囲気に包まれていた。
一方でこぢんまりとした境内ながらお茶屋もあり、山頂とはいえたくさんの参拝客が訪れることをうかがわせる。
なお、寳登山神社ではふもとの授与所と奥宮の授与所ではいただける御朱印が違うのだとか。
日本武尊が山火事と遭遇した際に山犬(大口真神)が火を消し止めたことから、奥宮の前には大口真神が鎮座している。大口真神は現在は絶滅してしまったニホンオオカミが神格化されたものだ。
帰りはK直伝のマナーが大いに役立つ
奥宮でお詣りしたあとは、展望台になっている「宝登山ロープウェイ」宝登山頂駅の周辺を散策。
こちらには「OASISの鐘」があり、Kは喜んで鐘を鳴らしていた。お寺にある摩尼車といい、Kはこういうものを試すのが好きである。
さて、下りはロープウェイを使うのかと思いきや、Kの決断は「歩いて下る」。なんと強気な…ワタシはその決断には素直に従うだけなのですがねぇ。
帰り道、「宝登山小動物公園」の前を通るが、こちらはスルー。
数日経ってからKは「動物園、行けばよかったかも…」なんて話をしていたが、まさにあとの祭りである。
まあ、Kは「ロウバイ園には毎年行きたい!」と鼻息荒く宣言しているので、いつか行くことになるとは思う。
下山中は多くの登山者とすれ違い、Kに教えてもらった登山時の挨拶のマナーが役立つことに。
というか、ワタシたちは「こんにちは~」と挨拶してばかりだった。そのくらい登山者が多かった。
「ロウバイは見頃なのに意外とすいてたなぁ」と思っていたが、どうやら10時頃から登山者が増えてくるようだ。混雑する前に山頂をたっぷりと堪能できてラッキーだったかもしれない。
「ロウバイは梅じゃないよ in 埼玉」一覧
①【宝登山ロウバイ園】関東でも屈指のロウバイの名所へ!
②【寳登山神社 奥宮】山頂にある木立に囲まれた神域
③【寳登山神社】宝登山のふもとに広がる秩父三社の1社
④【秩父札所巡り】本日はどちらのおそばにいたしましょう?
(お出かけ日:2025年2月18日~2月19日)
※施設情報は2025年4月時点のものです。