東京で本場所が行われる両国には、国技館以外にも相撲にまつわるさまざまなスポットがある。
たとえばJR総武線・両国駅から歩いて5分ほどのところにある「回向院」。江戸時代とほぼ同じ位置にあるこの寺院は、かつては勧進相撲の中心だった。
また、両国駅周辺を歩いていれば、ちゃんこ屋がたくさん見つかるし、相撲部屋も多いのでお相撲さんとすれ違うことだってある。
そんな中でワタシがオススメしたいのがこちら！
相撲写真資料館
（工藤写真館）
■住所：東京都墨田区両国3-13-2
■開館時間：10：00〜17：00
■開館日：火曜日
※祝祭日を除く
※1月、5月、9月場所開催中は
毎日開館
■入館料：無料
■電話：03-3631-2150
こちらは昭和4年（1929）の開業以来、約70年にわたって相撲協会の専属を務めた写真館だ。
古くから相撲に携わり、歴代横綱や優勝力士、相撲協会の公式行事など、相撲にまつわる写真を数多く撮影。それらの貴重な写真を見学できる。
館内には大鵬や栃錦、吉葉山など、名前しか聞いたことのないような力士の写真がズラリ！
決して広くないスペースにとにかくたくさんの写真や手形などが飾られていて、1枚1枚見ているとあっという間に時間が経ってしまう。
ただ、場所がちょっとわかりにくいところにあるので要注意。
両国駅から行くとしたら西口から出て「国技館通り」を南下し、「回向院」前の交差点で国道14号を横断。そのまま国道14号を東に進むと歩道橋があるので、そのすぐ東側にある脇道に入って南に進むのがわかりやすいルートだと思う。
目印は歩道橋と覚えておくといいかもしれない。
相撲がいかに古いものであるのか…こちらの写真館でその歴史の一端を感じてみるのはいかが？
（お出かけ日：2023年9月24日）
※敬称略させていただきます。
