【円融寺】基本情報
万松山 円融寺
■住所:埼玉県秩父市下影森348
■駐車場:あり
■電話:0494-23-8838
【御朱印受付 基本情報】
■受付時間:8:00~17:00
※11月~2月は16:00まで
※12:00~12:30は昼休憩
■定休日:なし
■御朱印料:500円
※2巡目以降は200円

Kとともに秩父札所巡りを始めた際、一番最初に訪れた札所。
実は秩父でのドライブの2日前までどこを回るか決まっておらず、「そういえば…」と思い出したワタシが秩父札所巡りをKに提案。すると、あれよあれよという間に秩父札所巡りを始めることになった。
「円融寺」は秩父市街の南西部、武甲山の山裾にある。
国道140号から武甲山に向かって曲がった先に位置し、秩父鉄道・秩父本線の影森駅からだと歩いて10分ほど。
車で行く場合はお寺に近づくほど道が細くなる。お寺までの看板を見逃さないように注意しておきたいところだ。
ぽつぽつと住宅が点在する細い道を抜けた先に「円融寺」はある。この日は日曜日だったが、参拝者はまばらだった。
ご本尊を預かる「円融寺」
静かな住宅街の奥にある「円融寺」は都会の喧騒とは無縁の、時間がゆっくりと流れるような場所だ。こういうところに来ると、普段はしゃべってばかりのワタシとKも自然と静かになってしまう。
山門をくぐると目の前に本堂がある。そのすぐ裏には武甲山がどっしりと構えており、それが「円融寺」を包み込んでいる静けさを引き立てているような印象を受けた。
御朱印をいただくのはワタシにとって人生初の経験だったため、納経所でお願いするときにはさすがに緊張した。
一方、お寺の方はとても親切。もともとご本尊が安置されていた「岩井堂」のこともよくわかっていなかったワタシたちに、周辺の案内図を交えながら行き方を丁寧に教えてくれた。
ちなみに、「岩井堂」は「円融寺」から歩いて30分ほどとのことだが、この30分が想像以上のハードさで…。
「岩井堂」までの遠い道のり
「岩井堂」はレゾナック(旧 昭和電工)秩父事務所でひと声かけて敷地を通過すれば、観音堂のふもとにある駐車場まで入れるとのことで、昼食を挟んでそちらを目指す。
事務所の守衛さんも親切で、駐車場の位置をわかりやすく教えてくれる。そして駐車場に車を停めて行く先に目を向けると…うっそうと木が生い茂る中に山道が続いているじゃないですか! こりゃ昼食の腹ごなしレベルの散歩じゃなさそうですよ。
今回、秩父札所巡りで最初に「円融寺」へ行こうと決めたのは、昼食を摂るレストランから近いところにあったから。なんとも安直な理由だが予備知識ゼロの結果、心構えもなくかなりハードな散策に臨むことになった。その場のノリで行動するのも楽しいが、事前の情報収集もある程度は必要ですな。
山の中に続いている石段は300段以上あるのだとか。その周囲には石仏が点在していた。
最初は緩やかだが、やがて目の前に急な石段が出現。これを上らないといけない。
石段は苔むした部分もあり、手すりにつかまりながら上ったほうが安全だ。
【岩井堂】基本情報
岩井堂
■住所:埼玉県秩父市下影森
1450
■駐車場:あり
円融寺の奥の院。元久2年(1205)に建立され、現在の朱塗りで懸造りの堂宇は江戸時代中期に京都の清水寺を模して造られたといわれる。弘法大師が諸国遍路の途中で訪れた際、霊験を感じて岩間に壇を設け、秘法を修業したという言い伝えも残る。

護国観音像、さらにその先にある修験堂までは山道が続く。
場所によってはうっすらと道だとわかるようなところもあり、山歩きなどほとんどしたことのないワタシたちは戸惑うことばかりだった。
ヒーヒー言いながらも護国観音像までたどり着いてお参り。
この段階でけっこうな疲れにもかかわらず、ワタシたちはその先にある修験堂へ。何がそこまでワタシたちをかきたてるのか…。
駐車場から「岩井堂」を経由して護国観音像~修験堂と巡ると往復で1時間ほど。帰ってきたときには汗びっしょりだった。
駐車場に戻ったあと、もう歩きたくないというKが車内で涼んでいる間にワタシは周辺を散策。「琴平神社」を見つける。
ちょっと行ってみようかな…と思ったものの、急な階段を見て断念してしまった。
帰りはレゾナックの守衛さんに車内から会釈。参拝者の来訪に慣れているのだろう、守衛さんも手を上げて応えてくれた。やっぱり感じのいい方だな!
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(お出かけ日:2024年6月16日)
※施設情報は2024年10月時点のものです。