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犬神家の旅籠屋 in 長野②「望月宿」~中山道のかつての宿場町~

旅行記
井出野屋旅館から見た旧中山道

犬神家の旅籠屋 in 長野①「佐久市立 天来記念館」~佐久が生んだ稀代の書道家~」からのつづき

昼食後、怒濤の望月散策がスタート! ここからは望月の見どころを一気にご紹介!!
それにしても、距離にして3kmほどの地域を3時間近くかけてガッチリ回るワタシたちって…。途中で国道142号のほうへ出て、その晩のプチ宴会のためのお酒やおつまみを探しに行ったとはいえ…。

それではいきます! 望月の観光スポット4連発+α!!

佐久市立
望月歴史民俗資料館
■住所:長野県佐久市望月247
■開館時間:9:00~17:00
■休館日:月・火曜日(祝日の
 場合は翌日)
 祝日の翌日(土・日・祝日に
 あたる場合は開館) 
 年末年始(12月29日~
 1月3日)
■入館料:一般 310円
 高専大学生 260円
 小中学生 150円
 ※団体料金や「佐久市立 天来
  記念館」との共通券あり
■駐車場:あり
■電話:0267-54-2112

望月宿の本陣跡地にある資料館。「郷土の歴史と文化」「中山道 望月宿」「人々のくらしと伝統」という3つのテーマに沿って、望月の町について紹介している。

こちらでは受付にいたおねいさんの、率直で遠慮のないトークがとにかく面白かった。
伊勢屋」のおばあちゃんが町の名物だと教えてくれたのも、このおねいさんだ。
ちなみに、資料館の入り口の前でポーズを取っているのはHさん。写真撮影の際、ダッシュしているようなわざとらしいポーズをつけるのはHさんの定番なんです。

万治の石造 大日如来
■住所:長野県佐久市望月
 1514-6
■利用時間:-
■入場料:無料

望月の南部地域に鎮座する石仏。ここは天神城跡の北尾根突端の古墳上に当たる場所で、近くには鹿曲川と八丁地川の合流部がある。 江戸時代の万治2年(1659)に建立されたといわれ、峻厳な雰囲気を漂わせているのが特徴。

こちらの石仏は下諏訪にある「万治の石仏」より1年早く建立されたのだとか。
読み方も正確には望月のほうは「まんじ」、下諏訪のほうは「ばんじ」と読むらしい。
長野県道151号 湯沢望月線沿いにある木立の中にひっそりと建っており、探すまでにちょっと迷った。
確かオブジェが好きなNさんが気に入っていたと記憶している。

ここで国道142号に出て道沿いのスーパーでお酒などを購入し、再び望月の散策へ。

蟠龍窟・弁財窟
■住所:長野県佐久市望月1662
拝観時間:-
 ※現在は老朽化のために
  立ち入り禁止になっています

鹿曲川に面した絶壁にある懸造りの弁天窟。室町時代の末期、信永院開山道厳禅師が琵琶湖の竹生島の弁財天を勧請したものといわれている。

豊川稲荷神社
■住所:長野県佐久市望月1662
■拝観時間:-

蟠龍窟・弁財窟の真上にある懸造りの神社。絶壁の上下に並んでいるものの、下にある蟠龍窟・弁財窟とのつながりはない。

「豊川稲荷神社」の奥殿。

断崖絶壁にあるこちらの弁天窟と神社は、望月橋の袂にある細い道から鹿曲川沿いに入っていった先にある。
豊川稲荷神社」までの階段はかなり急で上るのが大変。
ワタシの写真ではまったくわからないが、上下に弁天窟と神社が並んでいる様子は目を引き、特にHさんはこの構図がお気に入りの様子だった。
その割には自分で写真を撮っていなかったような…。

けっこう高い位置にある「豊川稲荷神社」からは望月宿を見下ろせる。

17時近くになり、そろそろ日が沈んでいく頃合いに。
しかしワタシたちは歩みを止めない。
何がワタシたちをそこまで駆り立てるのか…。
その理由はまったくの謎である。
ただ、ノリと好奇心だけでいろいろと回ることに抵抗のないHさんとNさんには、旅のお供として感謝しないといけませんな。

最後に回ったのが馬頭観音と道祖神。
望月には鎌倉時代以降から辻々に石仏が建立され、その数は3000体以上にも及ぶのだとか。
この馬頭観音と道祖神の詳しい住所は今となってはわからないが、確か旧中山道沿いにあったと思う。
写真はまるで心霊スポット巡りの様相を呈していますけどねぇ…。

狭いエリアだったものの、十二分に散策を楽しんだワタシたちは「井出野屋旅館」へ。
映画「犬神家の一族」に出てきた、あの旅館ですよ!

犬神家の旅籠屋 in 長野③「井出野屋旅館」~現在は閉館したお宿の思い出~」へつづく

(お出かけ日:2014年11月29日~11月30日)
※施設情報は2024年9月時点のものです。

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