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「大岳鍾乳洞」日本穴場めぐり(東京都)~おばあちゃんが守りつづけた秘境~

ぶらりお出かけスポット

予備知識はほぼゼロ、行動は心の赴くままに…。
そんな日帰り旅行のときに見つけた観光スポットや神社仏閣などをご紹介。
今回オススメするのは文字どおり「穴場」です!

大岳鍾乳洞
■住所:東京都あきる野市養沢
 1587
■営業時間:9:00~16:00
 ※最終受付時間は16:00
 ※季節や天候等により変更あり
■定休日: 木曜日
 ※祝日の場合は営業
■入館料:大人 700円
 小・中学生 500円
 幼児(3歳以上) 300円
■駐車場:あり
■電話:042-596-4201

大岳山麓の標高520mの位置にある、東京都天然記念物に指定されている鍾乳洞。昭和36年(1961)に田中雄嘉造さんが発見し、手掘りで中に人が入れるようにした。以後、夫婦で鍾乳洞を守りつづけ、雄嘉造さんが亡くなったあとも妻のユキさんが100歳まで受付に立ちつづけた。

こちらの鍾乳洞には東京都道201号 十里木御嶽停車場線から林道に入って向かうことに。
ワタシとKが訪れた際、鍾乳洞まで歩いて往復してきたと思しき外国人カップルが林道の入り口あたりでぐったりしていたので、鍾乳洞までの道のりはけっこう体力を使うのではないかと思われ…。
実際に行きは上り坂が続き、鍾乳洞内もハードなので、車で向かうほうがよさそうだ。
ちなみに林道は砂利道で途中には砕石場トンネルもあり、このあたりから冒険気分が高まってくる。

さて、鍾乳洞に入る際に試しておいたほうがいいのが、受付の手前に設置された、穴の開いたボード。
特に体格のいい人は絶対にテストしておくこと!
これは鍾乳洞内にあるチャレンジコースの狭さを再現したもので、この穴を通れない人は鍾乳洞内で身動きが取れなくなることに…。ワタシも危うく通路に詰まりそうになりました。

もうひとつ大切なのが、受付時に貸してくれるヘルメット。
これは絶対に装着し、あごひももしっかり締めてから鍾乳洞内に入ること!
鍾乳洞内は通路がかなり狭いところもあり、そこを屈んで通ろうとして頭をぶつけてしまうこともしばしば。
ワタシは入って数分でゴチゴチと頭をぶつけ、ヘルメットをかぶっておいてよかったと心から思いましたから…。

鍾乳洞の中は11~13℃と涼しい(K情報では、ワタシたちが訪れたときは7℃だったとか)。
ただし、「涼しいねぇ」なんて余裕でいられるのは最初だけになるかと…。 

「大岳鍾乳洞」では貴重な鍾乳石の続く約300mのルートを20~30分ほどかけて歩くことになるが、その間には狭い通路や高低差のある場所などもあり、日頃の運動不足ぶりを痛感させられる可能性も…。
さらに、入り口近くにあるチャレンジコースは中腰で進まないといけないところがあり、これがかなりきつい!
最後にくぐる直径60cmの穴を見たとき、ワタシは呆然としてしまいましたよ…。

ただし、鍾乳洞の中はまさに別世界! 昔懐かしい川口浩探検隊の気分を味わえること請け合い!!
普段目にする機会のない光景に圧倒されること間違いなしですよ。

ちなみに先述の外国人カップル、ワタシたちが帰るときに途中でヒッチハイクしてまして、JRの駅まで送ることに。
「大岳鍾乳洞」で撮った写真をうれしそうに見せてくれました~。
はるばるドイツから来て「大岳鍾乳洞」に行くなんて…その好奇心、見習いたい!

(お出かけ日:2023年7月25日)
※施設情報は2024年8月時点のものです。

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