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「万治の石仏」日本穴場めぐり(長野県)~下諏訪に佇む不思議な石仏~

ぶらりお出かけスポット

予備知識はほぼゼロ、行動は好奇心の赴くままに…。
そんな気まぐれ日帰り旅行のときに見つけた観光スポットをご紹介。
今回はあの偉大な芸術家が絶賛した石仏ですよ!

万治の石仏
■住所:長野県諏訪郡下諏訪町社
 133
■利用時間:-
■入場料:無料
■駐車場:諏訪大社 下社春宮に
 あり

「諏訪大社 下社春宮」の手前にある下馬橋。
こちらは「諏訪大社 下社春宮」。

諏訪大社 下社春宮の近くにある石仏。明暦3年(1657)、高島藩の第3代藩主・諏訪忠晴が大鳥居を諏訪大社 下社春宮に奉納しようと計画。その際、石工がこの地にあった石を石材にしようとのみを打ち込んだところ、石が出血したために驚いて鳥居の制作を中止。この石に改めて阿弥陀如来を刻んで建立したという言い伝えが残る。石仏に「万治三年」(1660)と刻まれていることから「万治の石仏」と呼ばれるようになった。

万治の石仏」は「諏訪大社 下社春宮」(以下、「下社春宮」)の西側に位置し、「下社春宮」からは歩いて5分ほどのところにある。
「下社春宮」からは砥川の川中にある浮島を経由して向かうのが行きやすい。
ただ、「万治の石仏」は木々や田んぼに囲まれていて、周りには足場の悪いところもあるので、歩きやすい靴を履いて向かったほうがいいかと思う。

石仏の周囲はのどかな風景が広がっていて、ちょっと開けたところに巨石がぽつんと残されている様子はなんとも不思議な光景だ。
そんな中で巨石の上に小さな頭が載っている「万治の石仏」を前にすると、ほがらかな気持ちになって思わず笑みがこぼれそうになってしまう。
美術家の岡本太郎や作家の新田次郎もうならせた「万治の石仏」は、「下社春宮」を訪れたらぜひ足を延ばしてほしいスポットだ。

また、下諏訪を散策する際はこちらもオススメ!

新鶴本店
■住所:長野県諏訪郡下諏訪町
 木の下3501
■営業時間:9:00~17:30 
■定休日:水曜日
■駐車場:あり
■電話:0266-27-8620

こちら「新鶴本店」の名物は「塩羊羹」だが、「塩」という文字に「ん!?」と思うかもしれない。
ただ、実際に口にしてみるとぷるっとしてあっさりとした甘みがあり、いくらでも食べられてしまう。
最初はワタシも「塩!? どんな味なんだろう」と家族のおみやげとして買って帰り、少しだけ分けてもらったときにハマってしまったぐらいで…。
かわいらしくておいしい生菓子やもちまんじゅうもあり、お店に入ったときにどれを買おうか目移りすること間違いなしなのですよ!

(お出かけ日:2013年2月11日)
※敬称略させていただきます。
※施設情報は2024年8月時点のものです。

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